北海道道南地域の函館市より生活に関する本を宅配買取させていただきました。
こちらはノマドライフということで、自由に暮らすことについての本ですね。
生活していくための仕事がある以上、自由に暮らすハードルというのは高かったのですが、インターネットの普及によってノマドライフは非常に現実的になったものと思われます。
インターネットによって様々な選択肢が広がったのは明らかで、これは働き方や生活スタイルにも大きく影響されているんですよね。
そういった背景もあって、ノマドライフは注目を浴び、ノマドライフに関する本も人気を見せています。
専門的な内容ではなく、仕事や生活スタイルの考え方といった内容なので、買取価格としては少し安めになってしまいますが、新しい本なら買取価格が高い傾向もありますので、ご不要な古本などがございましたらぜひお売りください。
ノマドライフ
ノマドとは遊牧民という意味で、ノマドライフとは好きな場所に住んで自由に働くとは言われますが、要は自由に生きるということだと思います。
生きていくうえでこれって理想のひとつだとは思うのですが、なかなかそれを実現するのって難しいんですよね。
特に、経済的な面もありますし、環境的な面もあるでしょう。
これは一朝一夕ではいかず、種まきの時期も必要ですし、理想通りの生活というのは非常に難しいものです。
個人的には、もう少し若いころは物凄く稼いで物凄く消費することに憧れたものですが、今となっては最低限のものがある中でゆったり暮らすことに幸せを感じますし、なにが理想かも時々によって変わってくるんですよね。
将来の自由のために現在の不自由?
将来的に自由を得るために、現在は不自由をしなければならないない面もあり、頑張る時期と恩恵を受ける時期があるのは当然ですが、そのために本質を犠牲にしている部分があることも忘れてはいけません。
割と有名ですが、メキシコの漁師とMBAの話があります。かいつまんで書いてみますね。
漁で取れた魚を食べ、家族と好きなことをしてゆったりすごしているメキシコの漁師に対して、旅行者(ハーバード卒のMBA取得者)が「もっとたくさん魚を獲って売るべきだ。そして漁船を増やして、水産品加工工場を作り、企業としてマンハッタンで指揮を取るべきだ」と言いました。
「20~25年で大きくなった企業の株を売り払って億万長者になれるよ」という旅行者に対して漁師が「億万長者になってなにをするんだい?」と尋ねると「日中から釣りをしてもいいし、家族と好きなことをして一緒にゆったり過ごすのもいいだろう」
というお話です。
まあ、この話は色々隠れた教訓もあるのですが、目の前にあった理想の生活を捨てて、何十年も犠牲として元の生活に戻っただけというオチのある話なんですね。
アメリカンジョーク風でもありますが、これって意外に本質なのかなとも思うんです。
将来の理想のために、現在は頑張らないといけないというのも現実なのですが、そのために犠牲にするものも大きすぎないかというのは気にするべき点でしょう。
もしかすると、あるものでのんびりと現在を楽しんでいる人が一番の幸せものでもあるのだろうなと感じる面もあります。この辺りの理想と現実は個々でも違うので難しいんですけどね。
古本・雑誌買取
古本や雑誌買取についても少し。
ノマドライフ、自由に生きるという本については、そこまで高価買取本が多いわけではありませんが、人気ジャンルなので平均的にお値段が付いている傾向でもあります。
ご不要な古本などがございましたら、喜んで買取させていただきますのでぜひお声を掛けてください。
買取可能なノマドライフ関連本一例
本タイトル | 出版社 |
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モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには | ライツ社 |
常識からはみ出す生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」 | 講談社 |
自由人3.0 | 知玄舎 |
自由論 | 光文社 |
インターネットは自由を奪う―無料〉という落とし穴 | 早川書房 |
自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと | サンクチュアリ出 |
質素であることは、自由であること 世界でいちばん質素なムヒカ前大統領夫人が教えてくれたこと | 幻冬舎 |
減速して自由に生きる: ダウンシフターズ | 筑摩書房 |
選択の自由[新装版]―自立社会への挑戦 | 日本経済新聞出版社 |
時間と自由意志:自由は存在するか | 筑摩書房 |