古本や漫画を買取させていただきました。
こちらは、ザ・ファブルという漫画です。
ヤングマガジンで連載されているのですが、これがまためちゃくちゃに面白く、個人的に今一番楽しみにしている漫画でもあります。
殺し屋という設定は漫画としては比較的普通なのですが、この展開が素晴らしく面白いんですね。
ファブルが面白い
ファブルは、非常に優れている殺し屋なのですが、時代にそぐわないということで組織から普通の暮らしをするように命じられます。
組織のつてで、暴力団にあてがわれた家に住み始めるわけですが、これがまたトラブルだらけなわけです。環境から言って当然なのですが。
登場人物を応援したくなる
そして、このファブル自身が優秀なのに、普通の感覚がなく、子供のように純粋な状態から一般常識を学んでいくんです。
この純粋なファブルを応援したくなる気持ちが凄くなってきて漫画に入りこんでしまうんですね。
そして、ファブルの周りにいる人もどこか純粋で頑張る人が多く、読んでいてどこかさわやかさを感じるんです。ドロドロの裏社会なんですけどね。
まあ、全てはファブルの人の好さが引き寄せているとも思うのですが。
そして、様々なトラブルを、優秀な肉体と頭脳でしっかりとファブルが解決していくのが大きな見所です。
展開と伏線が素晴らしい
ファブルの面白さは展開と伏線です。
移り住んでいるのは小さな街なので、色々な人が繋がっているような状態なのですが、徐々に迫る緊迫感と広がっていく展開が絶妙で、これから何が起こるんだ、こいつは怪しいなどとミステリーやサスペンスを見ているようなハラハラ感があるんです。
そして、伏線もしっかりと散りばめられていて、ここがここに繋がるのか、という推理小説を読んでいるあの感覚さえも味わうことができます。
キャラの魅力と話の展開で、物語にぐいぐい引き込ませてくれるファブルはかなりのおすすめ漫画です。
ナニワトモアレ(なにわ友あれ)
ちなみに作者の南勝久さんは、ヤングマガジンで前作のナニワトモアレ(なにわ友あれ)を連載されていたのですが、ファブルで作風が変わったようにも思います。ナニハトモアレもすごく面白かったんですけどね。
ナニハトモアレは暴走族を主軸にしたヤンキー系漫画に近く、人物描写や人間関係に重きを置いていたように思います。ミステリーやサスペンスというよりはバイオレンス系でした。
そこで、ファブルの展開のすごさですから、なにか素晴らしい原作協力の方か編集さんがいらっしゃるのかもしれませんね。南さんが元々こっちの方が得意だったのかもしれませんが。
どちらにしてもこれだけ面白い漫画を提供していただいて感謝しかないのですが。これからも物凄く期待してしまいます。
漫画買取は全巻セットがお得
古本・漫画買取についても少し。
漫画買取については、単品だとどうしても安くなってしまうことが多いのですが、全巻セットだと買取査定が全体的に上がることが多いです。
あとは連載が終わった作品よりも、連載中の作品の方がお値段が付くことが多いですし、最新刊なら高価買取の可能性も高いです。
ご不要な古本や漫画などがございましたら、査定などからさせていただきますのでぜひお声をかけてください。