古本を買取させていただきました。
こちらはかわいい缶の本で、缶のコレクション的な本ですね。
私もよく缶を集めていてなかなか捨てられずに困ったものです。デザイン的にもかわいいですし、なにか物を入れられるのでいつか役に立つんじゃないかと思ってしまうんですよね。
まあ役に立つのならいいのですが、明らかにゴミのようなものだと迷惑にまで発展してしまいます。
こういう物を捨てられないのが極限まで行くとゴミ屋敷問題人までつながってしまう面もあるのだと思います。
ゴミ屋敷問題
全国各地でゴミだらけのゴミ屋敷は社会問題にまでなっていますが、あれってひとつの精神的な疾患らしいんですよね。
私も昔はジュースの空き缶を捨てられずにコレクションしていたことがありまして、その時はアリが発生したのですぐに缶コレクションを捨てたのですが、物を捨てられないというのはいい面と悪い面があります。
もちろんエコという面では社会への貢献面もあるんですけどね。物理的な面積の問題もあるので、必要のないものはきちんとリサイクルや燃料として使ってなにかに還元するべきだと思います。
それにしても、ゴミ屋敷の極端な例だと道路までゴミで占拠していたり、自分の場所すらなく外で寝ているような状態でしたから、明らかに正常な判断はできていないと思うんですが、本人からするとしっかりとした主張があるので困りものです。
自分の横の家がそんな状態だともう訴訟を起こすしかないぐらいですよね。
なぜゴミが溜まるのか
なぜゴミが溜まり過ぎてゴミ屋敷が生まれるのかですが、悪意あってゴミを溜めている人ってほとんどいないようなんです。
ゴミを捨てられない理由も、片づけられない、面倒、もったいないと様々ですし、捨てるんだけどそれ以上にゴミを生み出してしまったり、拾ってきてしまったりというパターンもあります。
基本は捨てる量より増える量の方が多いということなんですが。
しかも深刻なのは意識だけではなく、アスペルガー症候群、うつ病、統合失調症、強迫性障害、認知症、ADHDなどの精神的疾患が関わっているということでしょう。
これは一時的にゴミを片付けたとしても同じことを繰り返してしまう可能性が非常に高いです。と言っても精神的疾患はそう簡単に治るものでもありませんし、外から病気だとわかりにくいので誤解を招いていることも多いです。
まあ、ゴミ屋敷で迷惑をかけている以上誤解だなんだという段階ではないんですけどね。これは社会問題として取り上げられて始めていますが、もっともっと重い問題として社会全体で解決しなければならない問題かもしれません。
ジュース缶の飲み口の大きさは違う
なんだか話が深刻な方向へ行ってしまったのでちょっと雑学的な話も。
ジュースの缶に飲み口がありますが、あれって左右対称ではなくて少しいびつになっているってご存知でしたか?
プルタブで押し開ける時に、左右に均等に力がかかると開きづらいので、少し左右にずらすことによって片側から開きやすくなるという構造です。
力学的に考えると当たり前なのですが、これを最初に缶に実装しようと考えた人はすごいですね。さすがに最大手企業は突き詰めるところまで考えてるなあと感嘆してしまいます。
古本買取
古本買取についても少し。
空き缶関係の本はほとんどありませんが、ゴミ屋敷関係やリサイクル関係の本は中古市場でも価値が高く高価買取品が多いジャンルのひとつです。
ご不要な古本などがございましたら、査定などからさせていただきますのでぜひお声を掛けてください。