暖房関連の本を買取させていただきました。
暖房関連本というと暖房の使い方や調整系の本が多いのですが、こちらの本は暖房の文化史で、暖房がどう人間を変えてきたかという視点でのものですね。
人間は火を扱うことで現在までの文化を気づいてきたものだと思いますし、熱を発生させるということは知恵を発展させることにも繋がります。
今では熱を奪う冷却や冷房という技術も当たり前ですが、機械を使わない文化では熱を奪うという技術はかなり難しかったものと思われます。産業革命以前は、氷によって冷やすというアナログ的方法しかありませんでしたからね。
そしてその熱を奪う弊害としてエネルギーも消費するので、結果的に熱を発生させ、温暖化となり、機械をう使う都市部ではヒートアイランド現象が著しいという問題も発生しているのですが。熱を奪うために熱を発生させなければならないというジレンマです。
暖房と北海道
北海道と暖房は切っても切れない関係ですよね。
秋、寒い日だと9月ぐらいから暖房を使い始まるときすらあるぐらいです。残暑がキツイ地域もあるのに、北海道は暖房ですからね。地域差を感じるときでもあり、寒さ自慢をもしたくなってしまいます。笑
本格的に冬になると一日中暖房をつけっぱなしということもすくなくありません。
暖房が止まると生活に支障をきたすどころか、健康や生命にまで関わることもあるぐらいですね。北海道は暖房なしでは過ごせないと思います。
本州と暖房
北海道で暖房というと「ストーブ」ですよね。灯油なのかガスなのかは住む家を選ぶ基準にもなるぐらいストーブは重要な要素です。
しかし、本州に住んでいた時はストーブというものがなく、エアコンだけで暖房を兼ねるという程度でした。
管理会社の人に「ストーブないんですか?」と聞くと「ないのが普通ですよ」とのことなのでそれが当たり前なんでしょうね。
窓も二重サッシじゃないので、断熱効果も弱いままという作りでした。新築でグレードも結構高い家だったんですけどね。北海道では信じられませんが、本州ではそれがスタンダードのようです。
体は気温に慣れる
北海道の寒さを経験してると、本州の寒さは北海道の秋程度なので、私にとっては正直あまり寒くなかったです。ダウンやコートは防寒着というよりおしゃれアイテム的な存在でしたね。
まあ、それも1年目までで、2年目からは10℃程度で「寒い!」と言ってるぐらいなので身体はすぐに慣れてしまい、北海道に帰ってきたときは人間が活動できる気温じゃないと思ったものです。
今ではそれも慣れましたけどね。逆に本州の暑さの方がヤバいとまで思います(^^;)
古本買取
買取についても少し。
ストーブ、暖房、エアコンなどの空調関連本は専門的な内容ばかりで非常に高価買取品が多いジャンルです。新版もなかなか出版されないのでかなり値下がりもしにくいですね。
古い本でもぜひお売りいただきたいジャンルです。ご不要になられた古本などがございましたら査定などさせていただきますので、ぜひお声を掛けてください。