札幌市北区にて歴史関連の古本や雑誌を買取させていただきました。
こちらは、天下の副将軍・徳川光圀ということで、水戸黄門に関する文庫本です。
徳川光圀というとパッとわからないけど、水戸黄門と言われると時代劇でおなじみの印籠のかとわかる方も多いかもしれませんね。
日本全国を漫遊して、悪者を懲らしめる勧善懲悪の代表的な歴史物です。印籠というトレードマークもあって、非常に印象深いストーリーとキャラクターでしょう。
江戸時代としては、最も有名な人物のひとりかもしれませんね。
本やDVDとしても人気で、水戸黄門関連のお品物は喜んで買取させていただきます。
時代劇系はドラマの中でも価格が安定しているジャンルですし、ご不要な本やDVDなどがございましたら、査定だけからでもぜひお問い合わせください。
水戸黄門
水戸黄門は、江戸時代の水戸藩主・徳川光圀の別称です。徳川家康の孫に当たりますね。
藩名である「水戸」と、官位の中納言の唐名である「黄門」を取って用いられました。
そして水戸黄門といえば諸国漫遊記ですが、これはドラマのような大規模なものではなく、実際は江戸から水戸の巡検程度だったようで、全国規模のものは創作という説が濃厚です。
助さんと格さんもモデルとなる人物(佐々宗淳や安積澹泊)はいるものの、こちらも創作の可能性が高いです。
印籠
印籠に関しては、子供心にアレを見せられてどうしてひれ伏すんだろうと思ったものですが、印籠が凄いのではなく、徳川家の「葵の御紋」の権威が凄いんですね。
印籠自体はただの薬箱なのですが、葵の御紋を持っているということは、徳川家の…ということです。
まあ、水戸家は中納言で、尾張と紀伊は大納言なので、御三家の中では格としては下なのですが、それでも圧倒的な力を持っていたのは間違いないでしょう。
時代背景は徳川綱吉時代
水戸黄門=江戸時代ですが、徳川将軍で言うと5代将軍綱吉の時代となります。生類憐みの令を発令し、犬公方でも有名な綱吉ですね。
ちなみに水戸黄門(徳川光圀)は、この生類憐みの令に反対したと言われています。
現に、水戸黄門は牛肉、豚肉、羊肉を平気で食べてましたし、生類憐みの令に業を煮やして野犬を殺し、その皮を綱吉に献上したというほどの過激一面も発揮しています。
日本で初めてラーメンやチーズを食べたのも水戸黄門ということですし、なかなかに挑戦的で好感度も高い人物ですね。当然、名君としても誉高かったようです。
古本・雑誌買取
古本や雑誌買取についても少し。
歴史関連の本は、中古本としても価値が高く、安定して買取価格が高い傾向です。新刊がなかなか出版されないという影響も大きいでしょう。
時代劇のDVDなども人気ですし、歴史関連の本やDVDはぜひお売りいただきたいお品物のひとつです。
ご不要な古本やDVDなどがございましたら、ぜひお声を掛けてください。
買取可能な水戸黄門関連本一例
本タイトル | 出版社 |
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水戸黄門 天下の副編集長 | 徳間書店 |
水戸黄門「漫遊」考 | 講談社 |
食育西遊記&水戸黄門―スーパー資料ブック | 健学社 |
漫遊無限―『水戸黄門』とともに14年 | 講談社 |
吹奏楽譜 <セレクション> あゝ人生に涙あり〜水戸黄門のテーマ〜 | ウィンズスコア |
水戸黄門漫遊記 | 国書刊行会 |
水戸黄門東上州漫遊記 | 上毛新聞社出版局 |
逆説の日本史16 江戸名君編/水戸黄門と朱子学の謎 | 小学館 |
水戸黄門 (親子で楽しむ歴史と古典) | 勉誠社 |
徳川光圀―悩み苦しみ、意志を貫いた人 | 明石書店 |