古本を買取させていただきました。
こちらは「あなたのことはそれほど」の漫画コミックです。
今シーズンでドラマ化され、かなり話題ともなっていますね。こういう時は原作である漫画コミックの需要も増え、中古市場が活発になる時期でもあります。
あなたのことはそれほど
あなたのことはそれほどは、ざっくりと書くとダブル不倫の物語です。
再開した憧れの同級生と関係をもってしまい、相手には奥さんがいたことが判明、そして自分にも夫がいるという設定です。
そして、この夫は占いで出ていた通りに2番目に好きだったから結婚したという、謎理論からの結婚なのでこれがまた色々なトラブルとなるわけです。
ダブル不倫は物語としては盛り上がりますし、主に女性向けコミックとして多いテーマかもしれませんね。(男性向けだと、バトルや仕事系などの戦いがテーマになることが多いように思います。)
怒らない夫がホラー的要素
ダブル不倫なだけだと私も興味は薄いのですが、2番目に好きだったから結婚した夫がホラー的要素があるのが、「あなたのことはそれほど」の見所だと思います。
物凄く優しくて、絶対に怒らずに、何よりも妻思いな夫なのですが、その妻に対する執着がものすごいんですね。
絶対に怒らないというのが、逆にここまで恐ろしいものかという点が新鮮でした。
まぁそれもなんとなくわかっていたんですけどね。その事に対して怒るというのは理解の範疇なので、あくまでも恐怖もその範囲です。
それよりも、不倫をわかっていても怒らずにニコニコしている方が、とんでもないことが待っているんじゃないかと逆に計り知れません。
怒るのが止めさせる方法ではなく、逆に笑っているのも止めさせる方法なのだなと実感しました。まぁこの方法だと人柄自体の不信感も招くので、長期的に良い関係を築きたいならあまりおすすめではないかなとも思いますが。
北風と太陽
北風と太陽の話は有名で、旅人の服を脱がせるために風を吹きつけるか、暖かくするかというものですね。
脱げ脱げと強引に風を吹きつけた場合は脱げないためにしっかりと服を押さえる、暖かくすれば自然と自分から脱ぐというお話です。
これって童話ですが、割と真理だと思うんですよね。
直接的に欲求をぶつけるんじゃなく、相手にとってメリットになることを与えたうえで自分の目的に誘導するというのが物事を上手く運ぶコツのひとつでしょう。
怒るというのも、自分の感情をぶつけるのではなく、怒った結果でどこに持っていきたいのかという着地地点を決めておけば、怒り方も自然に変わるはずです。感情をぶつけるために怒るというのは双方のためにならないことが多いんですよね。
人間同士なので感情的にならないというのもなかなか難しい話なのですが。
怒った結果でなにを得たいのかということを念頭に置いて、怒りによって失うことばかりではなく何かを生み出していきたいものですね。
古本買取
毎度のことですがなんだか話がよくわからない方向に。。古本買取についても少し。
ドラマ化や映画化された漫画や小説というのは、グッと価値が上がることが多いです。市場が品薄状態になれば、古い本でも高価買取品になることも割と多い傾向ですね。
ご不要な古本などがございましたら、査定などからさせていただきますのでぜひお声をかけてください。