古本を買取させていただきました。

こちらはジャガイモ関連の本ですね。ジャガイモは賢者のパンとも呼ばれ、痩せた土地でも育つ貴重な作物です。

赤道直下から北極圏まで、これほど各地で栽培されている食物はないのではないでしょうか。

そして、ジャガイモは北海道で栽培されている代表的な作物と言ってもいいでしょう。

北海道のジャガイモ生産量

日本でのジャガイモの総生産量は2,500,000トンで、北海道は全国ダントツの77%の生産量となっています。2位が長崎県の4%、3位が鹿児島県の３%です。イメージ通りかもしれませんが北海道すごすぎですね。

近年では、「インカのめざめ」というクリヤサツマイモのようなホクホク感と、バターのような濃厚さをもったジャガイモも開発され、ジャガイモのブランド化も進んでいます。

私はまだインカのめざめを食べたことがないのですが。これ一度食べてみたいんですよね。

北海道のジャガイモ不足でポテチ終了？

昨年2016年の台風被害は記憶に新しいですが、この被害によってジャガイモの生産がかなりの打撃を受けました。

そしてその影響は大きく、ジャガイモを使用した代表的なおやつであるポテトチップスの生産終了と中止のアナウンスがありました。

しかも、その終了と中止アナウンスが、大手のカルビーさんやコイケヤさんということで、事の重大さを思い知らされます。

生産終了と中止のポテトチップス

生産終了と販売休止のポテトチップスです。

うーん、なかなかのラインナップですね。ジャガイモ不足によって定番どころに生産を集中させるといった感じでしょうか。

[su_quote]昨年の台風の影響で北海道で馬鈴薯（じゃがいも）の収穫が当初の計画よりも下回り、注文数をまかなえくなりました カルビー[/su_quote]

[su_quote]当社は100％日本産のじゃがいもを使用していることもあり、台風10号による北海道産じゃがいもの不足の影響を受けてはおりますが、『KOIKEYAPRIDE POTATO』、『ポテトチップス のり塩』、『カラムーチョ』をはじめとしたムーチョシリーズなどの定番供給を最優先に考えて、努力していきたいと考えています コイケヤ[/su_quote]

アナウンスとしてこういった感じです。一番の打撃はこれをメインとしている生産側かもしれませんね。

私はおやつというものをほとんど食べないので直接的な打撃は少ないのですが、今回の生産終了と中止はショックで、原材料不足によって生産できなくなるものがあるということを実感させられました。

ポテトチップスが一般に浸透したおやつというのも大きいでしょうけどね。災害が食に影響するというのはもっと意識しなければいけないものだと改めて思いました。

古本買取

古本買取についても少し。

農業や作物系の本は、一般人気こそ低いのですが狭く深い需要があるので、古い本でも高価買取品の多いジャンルです。

ご不要な古本などがございましたら、査定などからさせていただきますのでぜひお声をかけてください。