豊平区で古本買取をさせていただきました。
こちらは健康関連の本で、体を温めると病気は治るというタイトルからわかりやすい内容ですね。
病気になったとき、特に風邪などで不調になった時は体を温めると良いというのは実感していると思いますが、実際に体温を上げる効果は科学的にも証明されています。
具体的には体温が1度上がるだけで、免疫力は5~6倍にもなるというのですから驚きですね。体力を消耗しやすいというデメリットもあるので、通常時から体温を上げ続けるわけにもいかないのですが。
熱が上がるのは病気を治すため
風邪をひくと熱(体温)が上がりますが、これはウイルスによって上げられているわけではなく、体がウイルスと戦うために体温を上げているのです。
なので、解熱剤を飲んで体温を無理やり下げるというのは、ウイルスと戦う邪魔をしているのと同じことです。
あまりに辛い場合は多少は下げることも重要ですけどね。基本的には風邪の引き始めの熱は下げずに、治ってきたら熱を下げるというのが風邪を長引かせないコツのひとつです。
むしろ風の引き始めは、体が熱を上げることをサポートするために、温かい食べ物を食べたりするのがおすすめです。なんとなく体が温かいものを求めていることもわかるはずですよね。
健康な人が解熱剤を飲むと?
ちなみに平熱状態の人が解熱剤を飲むとどうなるのかと言うと、実は効果はありません。
解熱剤は正常な体温をコントロールしている視床下部に作用するので、体に作用して熱を下げるというよりも、脳に作用して正常に戻すイメージです。
解熱剤は体温を下げるというよりも平熱に戻すという方が正しいでしょう。
体温計は42度までしかない
最近はデジタル体温計が多いですが、以前は目盛りの上限が42度までという体温計ばかりでした。
これは人間の体温は42度になると生命の危機となるからです。細胞を構成しているタンパク質がダメになってしまうので、そこまで到達することはないということですね。
動物の体温
人間の体温はご存知の通り36度~37度といったところでしょう。
ですが動物の体温は意外と人間より高いです。触ると温かく感じますよね。
犬は38.5度、猫は38.5度、うさぎは38~40度、ハムスターは37-38度、鳥は40~42度といったところです。
これは筋肉量と運動量の関係のようですね。やはり野生動物ですから、人間よりも基本的な構造として筋肉割合は多く、体温は高くなるとのことでした。
鳥は筋肉もですが、常に空を飛ぶためのウォーミングアップ状態のようで、体温がより高いようです。
人間は動物を抱くと暖かくて心地よいですが、動物からすると人間は冷たくて、季節によってはちょっと嫌だと感じているかもしれませんね。
古本買取
古本買取についても少し。
健康関連の本は、民間療法などだと出版数が多く値下がりのしやすい分野ですが、医学系で専門的な視点からの本だと高価買取品が非常に多いです。ぜひお売りいただきたいジャンルのひとつです。
ご不要な古本などがございましたら、査定などからさせていただきますのでぜひお声を掛けてください。