古本を買取させていただきました。
こちらはジーンズの図鑑的な本ですね。
ジーンズは定番のものから、レアものまでかなり多くのモノがあり、マニアレベルじゃないとわからない違いもありますが、歴史もあるので興味を持ってみるとかなり面白いものです。
ジーンズは作業着
現在ではカジュアルファッションの定番中の定番として履かれているジーンズですが、もともとは作業着なんですよね。
アメリカのゴールドラッシュ時に、丈夫なズボンをという理由で作られました。他のズボンと比べると圧倒的に丈夫なのはそういった理由からですね。
ヤコブ・デービスさんが最初にジーンズを作り、その特許を守るためにリバイ・ストラウスさんと特許料を折半して(ヤコブさんが特許料を支払えなかったため)、リーバイスのジーパンブランドが始まります。
これって、現在の知名度から考えてもリーバイス側がかなり得をしたのかなという感じですよね。やはり資本家が強い仕組みは昔から変わっていません。
そして「色落ち」と「汚れ」が楽しまれるのも作業着が由来のところもあり、その汚れ方や使い込まれ方がかっこよく映えるようになっています。
そのファッション性の高さは現在では説明するまでもありませんね。
イヴ・サンローランは「ジーンズを私が世の中にだすことができなかったことが残念でならない。」とまで言葉を残しています。
呼び方の移り変わり
そもそもジーンズってあまり今は聞きませんよね。
外国ではどうなのかわかりませんが、日本ではファッションアイテムの呼び方は妙に移り変わる傾向があると思います。
ジーンズの呼び方は現在はデニムが主流でしょうか。一昔前はジーパンですね。
まあ確かに今ジーパンと聞くと、古さを感じてしまいます。ジーンズもちょっと古いですね。デニムって生地のイメージなんですが、まあ通じる言葉が一番でしょう。
チョッキがベストになり、さらにジレと呼ばれるようにファッション界はオシャレ感が最優先のようです。
トレーナーがスウェット、チャックがジッパー、上着をアウターと言うのも今では当たり前ですからね。
まあ、最近は一世代下の人にどう思われようとどうでもいいかなと思い始めてるのですが。当時は上の世代の人が理解できませんでしたが、今ではその感覚が理解できてしまうようになってしまいました。
最低限の清潔感はないとダメですけどね。そんなにファッションを追いかける年でもないですし、年相応の考え方になってきたと前向きに捉えておきます。
古本買取
古本買取についても少し。
ファッション本は雑誌が多いですが、ファッション雑誌系はオマケ的なものが多く買取不可のものが多いです。
単行本タイプでは図鑑や事典的なものがありますが、こちらは逆に高価取品が多くなっていてぜひ売りいただきたいジャンルです。
ご不要な古本などがございましたら、査定などからさせていただきますのでぜひお声を掛けてください。