札幌市西区にて日本絵画の古本を出張買取させていただきました。
こちらは安河内 眞美・著「知識ゼロからの日本絵画入門」(幻冬舎)です。
季節は猛暑も去り、すっかり秋めいてきましたね。秋は冬に向けて色々なものを蓄える時期と言われています。
食欲の秋や、芸術の秋などという言葉がありますよね。
食欲は流石にご提供できませんので、今回はもう一つの秋、芸術の秋にまつわる書籍に関してご紹介していきます。
日本絵画は読むのではなく、見るのを楽しむ
今回、買い取らせて頂いたようなアート・美術関連の書籍や画集は、解説の文章も重要ですが、それ以上に重要なのは絵やイラストの部分です。
画集を含むアート・美術関連の書籍の最大の目的は、何と言っても「その絵を所持する」という事があげられます。
そうなると状態が重要になってくるので、いつも以上に本の中身の傷みや汚れ具合などに検品をさせていただきます。
美術関連の本をお売り頂いた中のお客様の中には「定期的に日干しを行った上で、書籍そのものにパラフィン紙で包み、更に普段は中々日のあたらない場所に保管」しているという程の拘りを持った方もいらっしゃいました。
美術関係の本の種類は?
それでは、アート・美術関連本ですが、どのようなものがあるのでしょうか。
例えば、良くお客様からお売り頂くものとして、日本画、洋画の画集などはその代表的なものとして取り上げることができます。
これ以外にもイラスト画集、俳画、切り絵などもイメージもしやすいものとなっていますね。
しかし、美術関連と対象を広げて考えると、建築関連の書籍や骨董、工芸、写真家による写真集などもその対象になります。
また、美術館で売られている図録・画録などもそのジャンルに含むことができます。
「もう、いらないから処分をしよう」と廃棄する前に、お声がけください。意外な本がお値段ついていることも多数あります。
美術関連本の買取
アート・美術関連の書籍に関する注意点としては前述しましたように「書籍の中身の状態」が一つの決め手になります。
それ以外にも、「シリーズものとして刊行されている本は、全て揃っているか?」ということがあります。
名画などの画集は、本一冊一冊はややお値付けがしにくい場合がございますが、全20巻なら全20巻で揃っているとお値付け価格がグッと上がることが多いです。
また、図録などに顕著ですが、20年や30年前などの中途半端に古いと逆にお値付けがしにくいということがあります。
まずは「値段が付くかな?」というお客様も是非、札幌買取一番にお声がけください。
丁寧に査定させて頂き、お客様にご満足頂けるよう買取りさせていただきます。
買取可能なアート・美術関連の書籍の一例
タイトル |
出版社 |
スカルプターのための美術解剖学 -Anatomy For Sculptors日本語版- |
ボーンデジタル |
ミステリーな仏像 |
駒草出版 |
アルフォンス・ミュシャの世界 -2つのおとぎの国への旅- |
パイインターナショナル |
ちひろの絵のひみつ |
講談社 |
馬越嘉彦 東映アニメーションワークス |
一迅社 |
日本画の描き方 |
誠文堂新光社 |
ベクシンスキー (Pan‐exotica) |
河出書房新社 |
ヴァトー全作品 |
中央公論社 |
近世屏風絵秀粋 |
京都書院 |