札幌市厚別区に古本の出張買取をさせていただきました。
こちらは、リンカーン・テイツ 編集「テイツ/ザイガー 植物生理学・発生学 原著第6版 」( 講談社 )です。
引っ越しや荷ほどきを行っていると、「あれ、この本はこの先も読むかな?」という古本が出てくる事もあると思います。
その中でも多いのは、やはり専門書がダントツで多い傾向にあります。
思い出深いものの、厚い・重いなどの条件により、なかなか引っ越し時には持っていけいないこともあり、この時期にはお売りになる方が多いジャンルになっています。
専門書は何故高い?
文系、理系問わずに存在する「専門書」ですが、基本的には価格そのものが高い傾向にありますよね。
特に大学などで使用する教科書としての「専門書」は授業などに必要なのは、十分に分かっているのですが、大学生などが手軽に買える金額ではない本も多いです。
もちろん、社会人になってからも専門書が必要な時はありますが、それでも気軽に買おうという値段設定ではないですよね。
専門書が何故高いのかと言えば、様々な要因がありますが、やはり単純に「印刷されている部数がそもそも少ない」ということがあります。
出版社なども事業として出版を行っていますので、少ない発行部数の中から利益を出そうとする場合は、どうしても販売金額に転化しないと利益が出ないという問題があります。
専門書を売る時の旬はいつまで?
さて、そんな専門書ですが、発行部数が少ないということもあり、買取価格は比較的安定してお値付けできることが多いです。
ただ、全ての専門書が常にお値付けできるのかというと、それは少し難しい状況にあります。
専門書の中には「平成〇〇年度対応」や「第〇版」と表記されているものがあります。
そういう書籍の場合は、やはりその書籍が対応している間はお値付けしやすいですが、対応年度や版が過ぎてしまうと一気に値付けが難しくなる傾向にあります。
特に年度対応の書籍の場合は、毎年度の改訂がされていることが多いですので、該当年度外になるとお値付けが最悪できない等ということもありますので、なるべくお早めに売られるのがおススメしています。
古本買取
古本の買取についても少し。
専門書のお値付けがしやすい時期は大まかに3月~4月と9月~10月のことが多いです。
どちらの時期も大学の前期と後期などが始まる時期の為、購入者が増えると中古市場も活気が出ることになります。
また、専門書をお売り頂くときに「外箱」や「カバー」の状態なども見ますので、もし購入されたら、どちらも大切にしておくと非常にお値付けも変わります。
もし、お手元にご不要な書籍などがありましたら、査定からだけでも結構ですので、お気軽にお声がけください。喜んで査定させて頂きます。
買取可能な専門書の一例
タイトル |
販売元 |
世界一わかりやすい電気・電子回路 これ1冊で完全マスター! |
講談社 |
読める 描ける 電子回路入門 |
技術評論社 |
オプションプライシングの数理―基礎理論と専門書のブリッジテキスト |
金融財政事情研究会 |
特許翻訳の実務 英文明細書・特許法のキーポイント |
講談社 |
セキュリティ技術の教科書 |
アイテック |
障害のある子の支援計画作成事例集: 発達を支える障害児支援利用計画と個別支援計画 |
中央法規出版 |
研究計画書の考え方―大学院を目指す人のために |
ダイヤモンド社 |
専門家として教師を育てる――教師教育改革のグランドデザイン |
岩波書店 |
新版 石油化学プロセス |
講談社 |