科学やテクノロジー関連の専門書を札幌市北区のお客様より買取させていただきました。
こちらは、飛行機のしくみということで、基本構造から最新技術までのパーフェクト事典とのことです。
単行本で一般向けにわかりやすい作りですが、やはり難しい内容でどちらかという専門書に近い本だと思います。
特定の乗り物をピックアップした専門書は、非常に価値が高く、買取価格としても高めなのでぜひお売りいただきたいジャンルのひとつとなっています。
飛行機の事故確率
飛行機に乗るときに、事故や墜落の心配をしてしまう方も少なくないのではないでしょうか。
あの鉄の塊が空を飛ぶなんて信じられないという人もたくさんいらっしゃるかと思います。
飛行機の事故=終わりというイメージも強いですし、やはり飛行機の危険性は頭から離すのは難しいところでしょう。
飛行機の事故確率としては、国際航空運送協会が発表したジェット旅客機の事故確率は、2013年で100万便につき0.41回でした。
確率にすると、0.00000041%でしょうか。
これはかなり低い数字で、3日1回のペースで飛行機に乗ったとしても、1万年に1回事故する可能性が半分以下ということになる数字です。
まあその1回が来るだけでかなりの規模の惨事となってしまうのですが、それが起きないように万全を期しているという数字にも見えます。
飛行機よりも車の方が危険?
飛行機よりも車の方が危険というのはよく言われる話ですが、実際に車の事故件数を見てみましょう。
【2016年の交通事故件数】
発生件数:49万9201件
負傷者数:61万8853人
死亡事故件数:3790件
死亡者数:3904人
1日に換算すると、1400件ほどの交通事故が起きていることになり、死亡事故としては1日10件ほどとなる数字ですね。
車は、事故をしなかった回数を数えるのは困難を極めるので、事故確率を出すのは非常に難しく、飛行機との事故確率比較はなかなかに困難です。
免許取得者を8000万人として、平均1日1回車に乗るとすると、0.0000175%というところでしょうか。
飛行機の0.00000041%に比べると40倍ほど高い数字になりそうです。
交通死亡事故に限定すると、0.00000012%なので、飛行機事故よりも低くなるかもしれませんね。(8000万人が毎日1回ずつ運転するという前提が正しくない可能性が高いと思います)
まあ、運転・搭乗回数ではなく、距離換算の方が事故確率的には正しいような気がするので、何とも言えないところで、単純な比較は難しいですね。
車はある程度は自分の判断で避けられる面もありますし(巻き込まれてしまうどうしようもないパターンもありますが)、飛行機の完全に他人任せよりはどこか安心できる面があるのかもしれません。
古本・雑誌買取
古本や雑誌買取についても少し。
飛行機のような乗り物系の本や、工学系の本は買取価格が高く、特に資料や事典系は高価買取本がたくさんあり、ぜひお売りいただきたいジャンルの本のひとつとなっております。
ご不要な古本や雑誌などがございましたらぜひお声を掛けてくださると嬉しいです。
買取可能な飛行機関連の本一例
本タイトル | 出版社 |
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たんけん絵本 羽田空港: 飛行機・働く車&人・旅・パノラマページつき! | 小学館 |
パラダイス山元の飛行機の乗り方 | ダイヤモンド社 |
日本の旅客機2017-2018 (イカロス・ムック) | イカロス出版 |
二宮康明の紙飛行機集 よく飛ぶ競技用機 (新10機選) | 誠文堂新光社 |
ANAの本。: 舞台裏を覗けば、もっと好きになる | 誠文堂新光社 |
史上最強カラー図解 プロが教える飛行機のメカニズム | ナツメ社 |
親子で飛ばそう! よく飛ぶ高性能紙飛行機: つくり方・調整法がわかる入門7機 | 誠文堂新光社 |
航空機のひみつ (小学館キッズペディア・アドバンス) | 小学館 |
ルーク・オザワの ヒコーキ写真の撮り方: 光、空、風景で魅せる! | 誠文堂新光社 |
飛行機設計入門―飛行機はどのように設計するのか | 日刊工業新聞社 |