文庫を買取させていただきました。
こちらは記憶力に関する本ですね。
記憶はまだまだ謎が多い部分や研究要素がたくさんあり、物語にもしやすいですし、記憶を効率的に使うような自己啓発本も数多く出版されています。
記憶術
記憶を上手に使うことは非常に重要です。特に勉強においては、暗記というものが重要になってくるので、記憶力というのは学力を左右する大きな要素でしょう。
もともと持っている脳の性能というものは人それぞれですが、これはコツを掴んで効率的に使うことによって引き出せるものあるはずです。
これはいくつかのコツがあるのですが、楽しいと思って興味があることを覚えやすいというのが誰しもが経験があるでしょう。これを利用するのが基本となり、覚えなければならないことに楽しいと思える要素を見つけていくのがコツのひとつです。
ストーリー性を見つけると色々と連動して覚える事柄も増えていきますし、記憶効率を上げる方法のひとつになるでしょう。
また覚える時間も重要で、記憶は寝ている間に整理されるので、寝る前に覚えるというのもおすすめです。
寝てしまったら忘れるという事柄もありますが、それは不要なものが整理されただけなんですね。そもそも記憶自体が持つ時間というのは意外なほどに短いものです。
記憶は1時間半で半分以上がなくなる
人間は意味のない文字列はすぐに忘れてしまうというのはお分かりかと思います。
「エビングハウスの忘却曲線」というものがあり、意味のない文字列を覚えた場合の実験では、20分で42%、1時間で56%、1日で74%という緩やかな曲線で記憶を失っていくというものです。
この忘却曲線を変えるためには、意味のある文字列にして記憶に定着させる事が重要というわけですね。
無理矢理意味のある文字列にするか、興味を持って意味のある文字列にするかでまた定着率も変わっていくのですが。
記憶媒体が多くなってきて記憶の必要性は下がった
コンピューターの発達によって、記憶媒体はものすごい勢いで増えていっています。
スマホやPCなどによって情報はクラウド化されてきて、自分の中に保存(記憶)しておく必要性が減ってきたのは私も非常に感じます。必要な時に必要なものをコンピューターで調べるだけでいいですからね。
コンピューターは便利な反面、人間の持っている能力を自然に落としていく面もあるのでしょう。まあこれはコンピューター社会によって危惧されている事柄のひとつでもありますね。
古本買取
古本買取についても少し。
記憶術に関する本は人気ジャンルで出版数も多く、新版も出版されやすいので、中古市場では古くなると価値が落ちやすい傾向があります。
新しいうちにお売りいただくと高価買取本のことも多いので、お早めにお売りいただきたいジャンルのひとつです。
ご不要な古本などがございましたら、査定などからさせていただきますのでぜひお声をかけてください。