いつも買取のご依頼ありがとうございます。札幌買取一番です。
読書の秋とはいいますが、北海道は夏も過ごしやすく読書がしやすいと感じる今日この頃です。
学生さんたちは夏休みに入り、宿題で読書感想文などの課題も出ているのではないでしょうか。
何を買うか決めずに本屋さんに行って気になる作家さんを見つけたものの、どの作品がおすすめなのか?どの本が読みやすいのか?読んではみたもののなんだかイメージと違った…等の経験をしたことがある方もいらっしゃると思います。
そこで今回は私がよく読む作家10人とその作家の読みやすさを独断と偏見ありですが(汗)お伝えします。
★の数が多いほど万人受けする作家さんだとお考えください。
人気作家さん おすすめ読みやすさ
東野圭吾…読みやすさ★5
出す作品がことごとく映像化される売れっ子作家ですね。多作な作家さんで短編から長編まで幅広く、どの作品もさらっと読めます。ガリレオシリーズ・白夜行などがおすすめです。
宮部みゆき…読みやすさ★4
こちらも売れっ子作家さんですが長編作品が大変多いので★4としました。また、初期作品は事件が起こるまでの背景描写が説明的で作品に入り込むまで時間が掛かる印象です。初めて宮部作品を手に取るなら比較的新しい物の方が読みやすい気がします。
京極夏彦…読みやすさ★2
北海道小樽市出身の作家さんで、水木しげるさん亡き後、日本の妖怪第一人者です。独特な題材・作風、また圧倒的な文章量で、京極夏彦作品の文庫版はしばしばサイコロ本(厚すぎてサイコロのよう)と呼ばれます。
好き嫌いが分かれる作家さんですね。
桐野夏生…読みやすさ★3
エドガー賞(アメリカの権威ある推理作家賞)にノミネートされた日本人は、過去東野圭吾とこの桐生夏生の二人だけです。人間の深い暗い部分に迫っていくのが得意な作家さんでは無いでしょうか。OUT・顔に降りかかる雨などが読みやすいですよ。
森博嗣…読みやすさ★3
元名古屋大学助教授(工学)ですごい勢いで作品を出しています。私がよく読んだ頃は「すべてがFになる」などのS&Mシリーズ・Vシリーズこの後も続々と新シリーズを発表しています。スカイ・クロラなどのファンタジー作品も執筆し広い作品の幅と理系らしい難解なトリックが魅力でしょうか。
恩田陸…読みやすさ★4
ファンタジーが得意な作家さんです。また青春小説ですが、夜のピクニックでは本屋大賞を受賞しています。
おすすめはやはり夜のピクニック、あとは「常野物語」シリーズ3作品も薄めで読みやすい。
伊坂幸太郎…読みやすさ★5
多分この10名の中では断トツに読みやすい作家さんではないかと思います。作中で人が死んだり犯罪を犯したりしても、どういうわけか読後感がスッキリする作品が多い印象ですね。
重松清…読みやすさ★5
家族愛や友情を扱った作品が多く読後感がいい作家さんです。文章構成が短文を多く使うのでリズム良く読めます。「疾走」という作品だけはちょっと内容がへヴィですが、いい作品です。
大沢在昌…読みやすさ★4
こちらの作家さんだけは新宿鮫シリーズしか読んでいません。新宿鮫カッコイイです。
ページをめくらせる力がすごい作家さんだと思います。文庫で500ページ前後のシリーズが10作品。
高村薫…読みやすさ★2
女性が書いている作品ですが非常に緻密な構成の作品が多く、読後の満足感が大きいです。文章の持つ情報量が多く読むのには時間が掛かるかもしれません。またスパイ物が好きな方にもおすすめ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。人気作家さんばかりですので全員が映像化された作品を持っています。映像化された作品を見てからオリジナルを見てみるのも面白いかもしれません。読書の際に本選定の一助になれば幸いです。