本は場所を取ってしまうものです。
経済学の勉強をしていて不要になった場合、処分する必要があってももったいなくてそのままになってしまうこともあるでしょう。
自分のもの以外にも、遺品などで処分の必要が出てくることもあります。
その際にどのように処分するか、捨てるのではなく高く売るために気を付けておくべきポイントなどについて、ここで見ていきましょう。
意外とニーズがある専門書
不要な本は処分したいところですが、ただ捨ててしまうのはもったいないものです。
もしかしたら、その本を欲しいと思っている方がいるかもしれません。
古書店などに売却することで、欲しい人のところに本が渡ることが可能になります。
自分自身にもお金が入ってきますし、本自体ももう一度役目を果たすことができます。
重要な紙資源も守ることができる上、本としての価値も保ち続けることができるでしょう。
そのため、捨ててしまう前にぜひ売却を検討することをおすすめします。
特に経済学関連の書籍には高額なものも多いことから、少々古くてもニーズが高いことがあります。あきらめずにぜひ査定をご依頼ください。
一般的な書籍であれば近くの古書店でも問題ありませんが、経済学書など専門的で価値がありそうなものについては、専門書を主に扱っている店舗での売却がおすすめです。
通常の古書店では書籍の内容までは把握していないことも多く、状態のみで判断して買取の可否や価格を決めることが多いため、納得がいく売却につながらないこともあります。
古書を求める方も専門書は専門店を主にチェックしますから、専門外の古書店に置いてあっても欲しい方の手に渡るのは難しいでしょう。
だからこそ、経済学書を多く扱っていたり、買取に力を入れていることを明言している古書店を中心に売るお店を探すのがベストです。
早めに売るのがコツ
経済学書特有の問題として、情報の新鮮さが求められることもあります。
もちろん古典として重宝され続ける書籍もありますが、日々動き変化している経済を扱うからこそ、新しい情報でないと意味がない場合も出てくるのです。
そういったものについては、できるだけ早く売却することで高値が付きやすくなったり、買取されやすくなることがあります。
古くなると使えない内容のものは買い取ってもらえないこともありますので、なんとなくとっておくだけなら早目に売却することを検討してみましょう。
また、買取価格には状態の良さも反映されることがあります。
綺麗な状態ならば、同じ本であっても高値が付きやすいでしょう。
古書を求める客の側から考えると、きれいなものを選びたくなるのが心理です。
使用状態が同じものでも、長期間自宅で保管していたものはほこりが付いていて傷んでしまったり、背表紙などが日焼けしてしまって状態が悪くなりやすいです。
できるだけ早く処分することで、傷みなどを最小限にして高値買取につなげることができます。
定期的に買い替えるものなどは、特に保管しておく理由がなければ次のものを購入するタイミングでの処分がおすすめです。
売却のためのポイント
少しでも高く売るために気を付けていただきたいポイントがあります。
まずは状態を良く見せることを意識しましょう。
本の数が多い場合や遺品などで思い入れがない場合には、一つ一つの状態を見ることは少ないかもしれません。
しかし、軽い汚れがついていたり、ほこりが付いたままになっていることで価値が下がってしまう可能性もあります。
買取に出す前には一冊ずつチェックして、拭いて取れる汚れならば落としてから査定に出しましょう。
ちょっとの手間で買取価格が変わることもあります。
汚れを落とそうとして、紙を破いてしまったり傷めてしまうといけませんので、軽く落とせる汚れだけで構いません。
表面のコーティングがない本は特に傷みやすいので注意しましょう。
近くの店舗で経済学書を扱っているところがあればそれが一番ですが、そうでない場合には出張買取や宅配買取なども利用できることがあります。
自分で運搬できない量であったり、車などがない場合にも利用しやすいでしょう。
お店が遠い、運ぶ手段がないからとあきらめずに、こうした方法を利用できないかどうか検討してみましょう。
思わぬ臨時収入が得られるかもしれません。
売ると決めたら早めに行動を
経済学書の場合、取っておいて価値が上がるものは少ないでしょう。
使わなくなったものについては早めに売却を考えることをおすすめします。
その時点の価格が最も高いことがほとんどです。
持っていくことが難しい場合でも出張買取や宅配買取などを使うことで売れる場合もありますので、思い立ったらすぐに行動に移しましょう。
札幌で専門書の買取業者をお探しの際はぜひ当店にご依頼ください。