新品で購入するとそれなりの価格がする医学書。

何冊も購入しなければならないため、読み終わったものを少しでも高く売りたいと考えているかたが多いのではないでしょうか。

お困りのかたのために、古本屋で医学書を高く売るコツを紹介します。

以下の情報を参考にすれば、どのようなタイミングでどのような点に気を付けて医学書を売ればよいかがわかります。

医学書を高く売る6つのコツ

同じ医学書でも、条件により買取価格は異なります。医学書を高く売るには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。
押さえておきたい6つのコツを紹介します。

• 不要な医学書はすぐに売る

医学書の買取価格は、基本的に需要と供給のバランスで決まります。

需要に大きな影響を与えるのが、販売開始から経過した期間です。医学書の買取価格は、時間の経過とともに低下する傾向があります。
ビジネス書なども同様の傾向を見て取れますが、医学書は特にこの傾向が強いといえるでしょう。

医学は日々進歩しているため、古い情報の価値は低下してしまうからです。
したがって、不要になった医学書を出来るだけ早く売ることが高く売るコツといえます。

ただし、例外の分野もあります。
東洋医学・伝統医学は情報がアップデートされにくいため、古い書籍でも高値で買い取りできることがあります。
古いからとあきらめず査定を受けることが重要といえるでしょう。

• 付属品・シリアルコードを揃える

医学書の中には、CDやDVD、別冊資料などが付属しているものがあります。

これらの目的は書籍で異なりますが、基本的には理解を促すための付属品といえます。
したがって、付属品が揃っていないと買取価格は安くなる傾向があります。

付属品が重要な役割を果たす場合は、買取不可になることも考えられます。

特典を利用する際に必要になるシリアルコードについても同じです。
使用済みの場合、買取価格は安くなります。重要性によっては、買取不可になるケースもあります。
売却を予定している医学書は、付属品・シリアルコードを適切に管理しましょう。

• 状態に気を付ける

書籍そのものの状態にも注意が必要です。

新品同様の書籍は、高値で買い取られる傾向があります。
同じタイトルでダメージが目立つものよりも売りやすいからです。

代表的なダメージとして経年劣化、つまり焼けや色あせ、経年シミが挙げられます。
これらは、書籍にカバーをかけることなどである程度は防げます。

また、人為的な劣化にも気を付けなければなりません。
保管環境が悪いと、カバーの反りや角の凹み、破れ、カビ、落丁などが生じます。経年劣化、人為的な劣化を問わず、ダメージが目立つと買取価格は低くなります。

高く売りたい医学書は、保管環境にも気を付けましょう。

• 書籍内に書き込みはしない

売却を予定している医学書は、取り扱いにも注意が必要です。

勉強のため書籍内に書き込みをすると、人為的な劣化として扱われてしまいます。
したがって、書き込みのある医学書は、買取価格が低く抑えられます。

高値で売りたい医学書には、できるだけ書き込みをしないようにしましょう。
付箋などを活用すると、書籍に書き込まず勉強を進められるかもしれません。

• 裁断はしない

医学書を裁断して電子書籍化するケースは少なくありません。

タブレットなどで持ち運べるため非常に便利です。
電子書籍化されていない医学書を電子書籍化したいと考えるかたは多いでしょう。

ただし、裁断すると買取は難しくなります。
裁断済みの書籍を買い取っている古本店は存在しますが、買取価格は非常に低くなります。

高値で売却したい医学書は、裁断しない方がよいでしょう。
書籍を裁断せずにスキャンできるフラットベッド型スキャナーなどを活用するとよいかもしれません。

• 医学書に強い古本買取店を選ぶ

医学書の買取価格は、古本店で異なります。

各古本店には、得意としているジャンルがあるからです。
医学書は専門性が高いため、価値を正確に評価できる古本店で売却することが重要です。

医学書をほとんど扱ったことがない古本店で売却すると、本来の価値よりも大幅に低い買取価格を提示されるかもしれません。
古本店の取り扱いジャンルなどを確認してから買取を依頼しましょう。

ちなみに、当店は医学書買取を得意としています。

コツを理解して医学書を高く売却

医学書の買取価格はケースで異なります。

新しい医学書、状態の良い医学書などは高値が付きやすいといえるでしょう。

もちろん、査定を受ける古本店でも買取価格は変動します。医学書に詳しい古本店を選ぶことが重要です。

手元に不要な医学書があるかたは、古本店で査定を受けてみてはいかがでしょうか。

思いのほか高値で買取できるケースもあります。