札幌市北区にて文庫や古書を買取させていただきました。
こちらはさっぽろ文庫シリーズで、40年ほど前に発行された本となっています。
古本は、微妙に古いと価値が無かったりするのですが、絶版となるほどの古さになると古書となり、また別の価値が付くことも多いです。
入手できないものほど価値が付くというのは本だけではありませんが、本は情報としての価値がありますし、コレクターだけではなく実需としてもお求めになられることも多いので、びっくりするようなお値段が付くこともあるんですね。
お手元にある古書が意外な価値を持っていることもありますので、ご不要な古書などがございましたら査定からだけでもぜひお問い合わせください。
古本と古書の違い
古本=古書と思われている方も多いかもしれませんが、古本と古書は意味合いが違うんですね。
古書は古本ですが、古本が古書というわけではないんです。
古本は新品以外の本で、誰かが一度読んだものは古本ということになります。
古書は、発行がされなくなった絶版本で、一般書店で購入ができないものという定義です。
絶版と言ってもその古さはピンキリで、古文書等の歴史的なものから、比較的最近の絶版本まであるので、どこからが本当の古書かというとちょっと難しいところなんですけどね。
基本的には、希少性が高くて価値のあるものほどお値段が付きやすいと考えてもいいでしょう。
古書にはISBNがない
本にはISBNという数字のコードが付いています。
本の裏面にバーコードとセットになっているので、なんとなくでも見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
こんな感じですね。
このISBNはその商品固有のものなので、同じ番号がなく、それぞれの商品を識別できるようになっています。
日本では1980年ごろから採用されているので、それ以前の本にはISBNが付いていないということになるんですね。
古書にはISBNが無いということになり、本の相場としてもなななか難しくなってくる部分もあります。
そこは、しっかりと当店価値をお調べして査定させていただきますので、ISBNの付いていない本でも、ご不要になられましたらぜひお声を掛けてください。
古書の買取は状態も重要
ISBNの無い古書でも喜んで買取させていただきますが、古書はやはり状態も重要になってきます。
古書なので、ある程度状態が悪いのは仕方ないのですが、あまりにも状態が悪かったりするものは本の価値が減ってしまう部分もあります。
逆に、状態の良い古書というだけで高値が付くこともありますので、保管としては、湿度が低く、日の当たらない場所というのがおすすめになってきます。
状態の幅が大きいというのも古書の特徴ですし、傷みやすいということもあるのでぜひ大切に保管してあげてください。
ご不要な古書などがございましたら、喜んで買取させていただきます。
人気の古書一例
本タイトル | 出版社 |
雑草のごとく | ドメス出版 |
料理の起源 | 日本放送出版協会 |
日本史〈9〉西九州篇 | 中央公論社 |
スペインの遺書 | ぺりかん社 |
頼山陽とその時代 | 中央公論社 |
日本文化の源流―農耕文化の起源 シンポジウム | 角川書店 |
ユダヤ人はなぜ優秀か―その特性とユダヤ教 | サイマル出版会 |
賤民の後裔―わが屈辱と抵抗の半生 | 筑摩書房 |
平家後抄―落日後の平家 | 朝日新聞社 |