
投資はいかに安く買って、高く売るかという原則を守っていけば、基本的に利益は出続けます。
まあ、その安く買って高く売るというのがシンプルなだけに難しくもあるんですけどね。
以前、投資関連の古本買取で書いたのですが、そこには個々による基準付けなど、たくさんの確率を上げる方法もあり、そこを確立した人がどんどん投資の世界でも成功しているのでしょう。
株式、先物、FXなんでもそうですが、最近では「VALU」という個人を対象にした投資プラットフォームが話題となっています。
VALUで個人が投資対象に
2017年5/31にVALUという新しいサービスがベータ版としてリリースされました。
このVALUというのは、法人しか上場できない株式市場が、個人でも参加できる場所ができたようなイメージです。
株式は、東証などで企業が審査を経て上場し、発行株式を売りに出し、それを投資家が購入することで資金調達をメインとするものです。
その企業の株が欲しい人が多いほど、値段は上がり、会社の時価総額も上がっていきます。
そこに配当金も付き、投資家は上がった価値と配当金で利益分配を得るという仕組みです。
これを個人でできるようになったがVALUというわけですね。
インターネットによって、個人が投資の対象となる時代がやってきたわけです。
VALUはSNSで価値が判断される
株式市場では、法人の価値は財務状況や事業内容などの面で、数字で判断しやすい面がありますが、収益を公表しているわけではない個人は別の形で価値を評価する必要があります。
VALUは、その個人の価値をSNSの活動を一つの基準としています。
YouTube、Twitter、フェイスブック、インスタグラムといったおなじみのSNSですね。
この活動内容によって、VALUからVAという価値が渡され、そのVAを売りに出すことで誰かに購入してもらいます。
その人のVAが欲しい人が多ければどんどん値段が上がっていくわけで、大きな資金をも調達できる魅力的なサービスです。
VALUは投資?投機?
VALUが、価値のあるものにお金を入れる投資なのか、値動きだけが目的の投機なのかはまだ賛否が分かれるところですが、リターンを受けにくい面があるので、投資としてはまだ少し弱いかなとも思います。
お金を投資して、その人がその資金で何をやってくれるか不透明なんですね。
だからこそ、その資金の目的を明記していて魅力的な場合は、VA価格も上がっていくのだと思いますが。
現在は、有名な人を安いうちに購入して、高くなったところで売りに出す値動き面での利益を追う投機面が大きいかもしれません。
優待という還元システムもありますが、これだけが目当てなら株式市場の方が魅力的な部分も大きいです。
(現在のVALUERの優待内容は、金銭面ではなくサービス面となっています)
なので、その人を応援したいという気持ちがないのなら、リターン面ではかなり低いものを思ってVAを購入した方が、金銭的にも精神的にも負担がないものと思います。意外にトラブルも多いようですしね。
まあ、これからVALU市場も成熟していくでしょうし、革新的なプラットフォームに間違いはないので、どういった方向にVALUが向かうのか注目したいところですね。
古本買取
営業的に古本買取についても少し。
VALU関連の本は、VALUがまだ始まったばかりといこともあり、発行されたのは確認できていません。
ただ、これから間違いなく出版されるでしょうし、SNSと相性のいい分野だけに一気に人気が出る可能性も秘めています。
おそらく高価買取本が多くなると思われますので、VALU関連の本で不要になったものがございましたら、ぜひ買取査定などをさせていただけると幸いです。