
絵本を買取させていただきました。
こちらはかたつむりの本ですね。
冬の長い北海道にとってはいつでも見られる昆虫ではないですが、かたつむりはそれでも一般的な昆虫に入るでしょう。探してみると意外に見つからないんですけど、原っぱに行くとそれなりに発見できるかと思います。
なかなかわざわざかたつむりを見つけに行こうってならないですけどね。
というか、今って昔より昆虫も見つけにくいのでしょうか?
私が子供のころだと1980年代ですから、30年もするとどこもかなりの都市開発が進んでいるんですよね。いや、昆虫うんぬんもそうですけど、自分の少年時代が30年前ということにもなんだか恐ろしく感じてきちゃいます。時の流れが恐ろしすぎ。
かたつむりから殻を取るとなめくじになる?
かたつむりと言えばいつも背負っている殻がトレードマークですが、この殻を取るとなめくじになるのかというのは素直な疑問かもしれませんね。え、私だけですか?
まあ結論から言ってしまうと、なめくじとかたつむりは種類としては仲間なのですが、殻は進化の違いであって、無ければなめくじとして生きていけるわけじゃないんです。
かたつむりの殻は体の一部であって、殻を取るとかたつむりは死んでしまいます。(遊びや実験などで殺生するのはやめてください)
そして、かたつむりが進化の過程で殻を放棄して、粘液で体を包むようにしたのがなめくじです。
というわけで体が似ているのは当然ですが、かたつむりには殻が必要ですし、なめくじには粘液が必要となっています。
なめくじに塩をかけると溶ける?
なめくじに塩をかけると溶けるというのはよく聞く話ですが、これは厳密に言うと違います。
なめくじの体はほとんどが水分でできていて、塩をかけると水分が塩に吸収されていなくなったように見えるというものです。
ちなみにこれは塩じゃなく砂糖でも同様の現象が起こりますが、無用な殺生はやめてくださいね。
かたつむりはコンクリートを食べる
雨上がりなどにかたつむりがコンクリートにへばりついているのを見たことがある方は多いかと思いますが、あれはかたつむりがコンクリートを食べに来ているんです。
かたつむりには12000本もの歯舌というおろし金状の歯を持っていて、これで削り取るようにコンクリートを食べているんですね。
コンクリートには石灰質と塩分が含まれていて、殻を形成するためのカルシウム源になるとのことです。うーん、コンクリートすら食べてしまうとは昆虫の世界には調べるともっと面白いことも隠されてそうですね。
古本買取
古本買取についても少し。
絵本や昆虫関連の本は出版数が少なく、中古市場での価値は高いです。古いものでも高価買取品があるのでぜひお売りいただきたいジャンルのひとつです。
ご不要な古本などがございましたら、査定などからさせていただきますのでぜひお声をかけてください。