古本を買取させていただきました。
こちらは工場関連の本です。
工場は物造りが主の目的で、自動車、半導体、製鉄、金属、印刷などの工業系から、食肉、パン、ビール、お菓子などなど飲食系まで挙げるとキリがないほどですが、物造り大国の日本にとっては産業の中心かもしれませんね。
工場というと、勤務している人にとっては作業場ですが、近年ではその複雑な人工物構造から鑑賞としての人気が上がり続けています。
工場見学が人気
工場見学というと、学生の時に研修などで訪問することもありますが、基本的に一般の受け入れもしていて、ほとんどが無料で見学できるという素晴らしさです。
まあ、ただ見学するだけだと興味がなければそんなに面白いものでもないかもしれませんが、工場見学に行くと試食や試飲などが付き物で、ちょっとしたお得な気分にもなれちゃうんですね。
時間は使うので、そのちょっとしたお得感だけのために行くのは効率的ではないのですが、興味のある分野だと勉強にもなりますし工場見学はおすすめの時間の使い方のひとつです。
札幌の工場見学
札幌でも工場はたくさんありますので、見学のできる工場をいくつかご紹介させていただきます。
工場 | 住所 | 電話番号 | 備考 |
アサヒビール株式会社 北海道工場 | 札幌市白石区南郷通4南1-1 | 011-863-3515 | ・大規模ビール工場 ・無料のビール試飲(20分間、一人3杯まで) ・車や自転車を運転の方、未成年の方、妊娠中や授乳期の方はビールの試飲ができません(ソフトドリンクの用意があります) |
石屋商事株式会社 白い恋人パーク | 札幌市西区宮の沢2条2丁目11番36号 | 011-666-1481 | 入館料は大人600円、中学生以下200円、3才以下無料 |
日糧製パン株式会社 月寒工場 | 札幌市豊平区月寒東1条18丁目5番1号 | 011-851-8139 | 見学は基本無料ですが10名以上からで可能。 |
サツラク農業協同組合 ミルクの郷 | 札幌市東区丘珠町573番地27 | 011-785-0201 | 開催期間は4月29日~11月3日で自由見学。 案内は平日10:30~11:30、13:00~14:00で、10名以上から。 |
もっとたくさんの工場見学があるかもしれませんが、私の知っている範囲ということで。
あとは千歳や恵庭方面にたくさんの工場があるので、そちらも見学可能な工場が多いはずです。恵庭のサッポロビール北海道工場は36号線沿いですし有名どころですね。
経験上、工場見学に行くとなにかしらの試飲試食のあるイメージですが、それは決まったものではないかもしれないので公式で書かれているもの以外はそれぞれで確かめる方が確実かなと思います。
注意事項や見学できる内容も変わっているかもしれませんの、ご興味がありましたらまずはお問合せしてみるのがおすすめです。
工場を外から見学
ここまでは工場の中を見学でしたが、今は工場を外から見学する工場鑑賞もすごく流行っているようです。
確かにあの機能美というか、圧倒的な人工物は見ていて圧巻なので、鑑賞として人気が出るのも頷けるところです。夜なんかはまるで夜景の様ですよね。
こういった鑑賞メインの工場見学ツアーも組まれているほどですし、工場は物造り以外の魅力も持っているということでしょう。見る分にはタダですし、工場側も見られて損はないうえに知名度が上がるのでwinwinの関係ですね。
スクラップ工場で写真ロケ
そんな中、工場で写真ロケまでできるという工場までがありました。
そこはスクラップ工場なのですが、鉄クズや廃材などが所狭しに積まれているため、一種の荒廃した街のようでバトル系などのロケにうってつけということです。
工場は休みの日にロケ代として数千円~数万円の収入が入り、ロケ隊にとっては絶好のロケ地を借りられるという需要と供給ですね。
これ正直、仲介などで専門的な商売になるんじゃないのかなと感じます。全国の中小工場の空き時間一覧から、ロケ希望を予約できるというシステムでしょうか。将来どこかの会社がやりそうな気もするぐらい現実的な気がします。
まあ休みの日に工場を勝手に使われるということで、保守安全などに気を配らなければいけない問題なども出てきそうですが、ビジネスとしてのハードルは比較的低いかもしれませんね。
古本買取
古本買取についても少し。
工場や機械系の本は出版数が少なめですが、その分価値は高めの傾向で、少し古めの本でもぜひお売りいただきたいジャンルのひとつです。
ご不要な古本などがございましたら、査定などからさせていただきますのでぜひお声をかけてください。